初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第272号

[目次]

□【お知らせ】映画『アーロと少年』公開にあわせて豊かな体験活動推進ポスターを作成
□【お知らせ】平成28年1月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介
□【シリーズ】「地域による学校支援活動」(大阪府豊能町)
□【発刊】「教育委員会月報2月号」について
□【発刊】月刊「初等教育資料」2月号の発刊について
□【発刊】月刊「中等教育資料」2月号の発刊について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク82

□【お知らせ】映画『アーロと少年』公開にあわせて豊かな体験活動推進ポスターを作成

〔大臣官房総務課広報室/生涯学習政策局青少年教育課〕

文部科学省は、映画『アーロと少年』の公開(3月12日(土曜日))にあわせて、国民に広く豊かな体験活動の推進に対する理解・普及を図ります。
本企画の一環として、ディズニー/ピクサー社の協力により、施策の啓発メッセージを掲載した『アーロと少年』のポスター及びチラシを作成し、全国の幼稚園、小学校、中学校及び特別支援学校等に配布します。
映画では、大きいけれど弱虫な恐竜の「アーロ」と小さいけれど勇敢な少年「スポット」とが、大自然を駆け回りながら絆(きずな)を深めていく姿が描かれており、自然と親しむ体験活動の魅力を伝える内容となっています。これは、文部科学省が推進している豊かな体験活動の重要性を普及啓発する趣旨にも沿っていると考えられるものであり、本企画を通じて、子供たちの健やかな成長を図っていきたいと考えています。

◇映画『アーロと少年』に係るプレス発表資料はこちら(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

(お問合せ先)

【豊かな体験活動の推進に関すること】
生涯学習政策局青少年教育課 湯澤、水澤
電話 03-5253-4111(内線2056)
【広報に関すること】
大臣官房総務課広報室 鍋島、斉藤、幸田
電話 03-5253-4111(内線3603、2928)

□【お知らせ】平成28年1月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介

〔生涯学習政策局情報教育課〕

文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。

平成28年1月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介
※以下、文部科学省特別選定を「特別選定」、文部科学省選定を「選定」として、【作品名】/申請者/利用対象の順に記載しています。

○紙芝居(選定)
・【かおりちゃんのマフラー】/株式会社童心社/幼稚園等/小学校(低学年)/幼児向き

(お問合せ先)

生涯学習政策局情報教育課
メディア係
TEL:03-5253-4111(内線2417)

□【シリーズ】「地域による学校支援活動」マナビー・メールマガジン掲載


                                        〔生涯学習政策局社会教育課〕

        学校のニーズに地域の支援をつなぎ、豊かな教育づくりを応援

(大阪府豊能町)

豊能町では、平成15年頃より町内の小中学校において地域人材の活用を始め、平成21年度からは、町内各小中学校に配置されたコーディネーターが中心となり、学校と地域の連携システムを構築し、地域密着型の学校支援地域本部づくりを進めています。
各学校のコーディネーターは日常的に連絡を取り合い、情報交換を行っています。また吉川中学校区では、中学校のコーディネーターが、コーディネーターの取りまとめ役を務めるとともに、地域の諸団体をつなぐ中心的な役割も担っています。学校・PTA・地域・福祉関係の各種団体と協力し、中学校区のフェスタ「ふれあいのつどい」を毎年開催することにより、地域と学校等が顔見知りの関係となり、これが学校支援地域本部の活動の下支えとなっています。
また、各学校ではボランティアの組織化を進めており、学校ごとに人材バンクが作られています。学校のニーズを十分に把握するため、地域人材と学校の教職員が話し合う場を設定し、学習内容や授業への協力方法の検討等を行っています。
豊能町では、学校が一方的に支援を受けるのではなく、双方向に関係が築くことのできる取組とすることを大切にしています。学校支援地域本部の取組をとおして、学校教職員の地域活動への参加・協力も自然に活発化しています。

(お問合せ先)

生涯学習政策局社会教育課      
地域・学校支援推進室        
TEL:03-5253-4111(内線3260)       
URL

□【 発刊 】「教育委員会月報2月号」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

文部科学省が発行しております「教育委員会月報」について、2月号の内容を御紹介します。

【教育委員会月報2月号】
■特集  平成26年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について
■事業紹介 ・新教育委員会制度と地方教育行政リーダーの育成課題(4)
・平成27年度市町村教育委員会研究協議会(第2ブロック)の開催について
■シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組
未来へ続く学校づくり~ICT教育の取組 <佐賀県武雄市教育委員会>
■シリーズ 学校、地域が活性化!地域とともにある学校づくり
地域ボランティアと連携した魅力ある学校づくり
<群馬県高崎市教育委員会教育長>
■人事異動あいさつ
■ひとりごと

掲載先:教育委員会月報(※文部科学省ホームページへリンク
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>教育委員会月報)
購読のお申込先は、上記のページを御覧ください(発行所名:第一法規株式会社)。

(お問合せ先)

初等中等教育局初等中等教育企画課
教育委員会係
TEL:03-5253-4111(内線4678)

□【 発刊 】月刊「初等教育資料」2月号の発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

「初等教育資料」では、新しい教育課題と基礎的な教育課題の双方を取り上げて毎号二つの特集を組み、学校現場の教育実践に役立つ情報をいち早く発信しています。小学校や幼稚園の先生方はもちろん、教育行政に携わる方などの取組を幅広くサポートします。平成27年度の年間テーマは、「学習指導要領に基づく教育活動の総点検」です。
2月号の特集及び主な内容を御紹介します。

<特集1>「創造性を育む教育活動の推進」
特集1では、「創造性を育む教育活動の推進」をテーマとしており、小学校教育における創造性の育成とその視座等について論説するとともに、各教科等における創造性を育む学習活動の在り方について具体的な事例を通して論じています。

<特集2>「日常生活で活用する能力を育む家庭科の授業づくり」
特集2は、家庭科の特集となっており、「日常生活で活用する能力を育む家庭科の授業づくり」をテーマとしています。日常生活で活用する能力を育む家庭科の授業づくりのポイントについて論説するとともに、題材構成や指導方法を工夫した効果的な実践事例を紹介し、その解説をしています。

<巻頭言・子供と教育>
「一人一人のニーズを踏まえた教育の在り方」
・・・・教育ジャーナリスト 品川裕香

<教育の扉>
「創造性を育むために大切なこと ~脳科学の視点から~」
・・・・株式会社日立製作所フェロー 小泉英明

その他連載記事を多数掲載しています。

掲載先:初等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>初等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課
教育課程第一係
TEL:03-5253-4111(内線2903)

□【 発刊 】月刊「中等教育資料」2月号発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

本誌は、中学校及び高等学校における教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、中等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情などの最新の情報を紹介している月刊誌です。

2月号は今月1日に発刊しておりますが、本号の特集及び主な内容は次のとおりです。

<特集> ICTを活用した新たな学びの創造
「第2期教育振興基本計画」(平成25年6月閣議決定)では、確かな学力を効果的に育成するために、ICTの積極的な活用をはじめとする指導方法・指導体制の工夫改善を通じた協働型・双方向型の授業革新の推進など、ICTの活用等による新たな学びを推進することが示された。平成26年4月に設置された、ICTを活用した教育の推進に関する懇談会においても、主体的、協働的、探究的な学びや、個々の能力や特性に応じた学びを実現できるというICTの特長を生かし、教育の質の向上を図ることの重要性が指摘されている。
そこで本号では、先進的な取組を参考に、ICTを活用した新たな学びの創造について考察し、その推進に資する。

<解説> ICTを活用した教育の推進
<論説> 学びを拡張するICT ~タブレット端末の導入を受けて~
<実践研究> 公立中学校0からの挑戦
<実践研究> 高等学校におけるICTを活用した新たな学びの創造
<実践研究> ICTを活用した新たな学びの創造のための教育委員会の取組

掲載先:中等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>中等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課
教育課程第三係
TEL:03-5253-4111(内線2076)

□【 連載 】地方教育行政実務研修生によるリレートーク82

文部科学省には、各都道府県や市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わる研修制度があります。
本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等に、文部科学省での職務内容や日頃考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
第82回は、初等中等教育局財務課の石川竜平さんです。

「やらない後悔よりやる後悔」

初等中等教育局財務課
定数企画係
石川 竜平(宮城県教育委員会)

早いもので、平成27年度行政実務研修生によるリレートークも、次回で最後です。私はこれを執筆している2月某日にふと、「トリ」の前の「膝代わり」なのだということに気が付きました。本来であれば、今までとは趣向を変えるべきなのでしょうが、幼少の頃から文才が全くないため、御容赦いただきたいと思います。
私は、文部科学省に来る前には、宮城県教育委員会で県立学校の施設整備事業を担当していました。それも1年目を何とか終え、2年目もがんばろうと思った矢先の異動でしたので、後任や元同僚の方々には大分迷惑をかけてしまったのでは、と今でも思っています。昨年3月末頃は、文部科学省でしっかり勉強してこなければ、と気負っていたこと、家族と離れて単身赴任生活を送ることへの不安、執務環境の変化への戸惑いなどがありましたが、「とにかくやってみれば何とかなるだろう。」と1年間の行政実務研修生活へ飛び込んできました。
しかし、文部科学省職員や同じ研修生の皆さんに良くしていただいたことが非常に大きいのですが、前期の初等中等教育企画課教育委員会係、後期の財務課定数企画係とも、もちろん仕事だけではなく飲み会も含めて、充実した毎日を過ごさせていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、もう少しで研修期間の終わりが来ると思うとさみしくなります。チャレンジしてみれば意外と何事もどうにかなりますので、4月から新たに研修生として来られる方々には、人とのつながりを最も大切にしていただきたいと思います。
また、東京での生活(と言っても、宮城県の職員宿舎は千葉県松戸市にあるので、厳密には東京とは言えないかも?)は、飲食店が星の数ほどあって毎回候補を絞りきれずに悩んだり、思い立ったら電車であちこち遊び回ったり、更には全国から集まってくるおいしい食べ物やお酒を満喫できました。特に、後期に入って味をしめてしまったウイスキーや、香川県から来ている久利先生に教えていただいた讃岐うどんには、今後もしばらくの間魅了されることになりそうです。1年間という短い期間ではとても味わい尽くせない、魅力のあるところですので、やはりこれも研修生になられる方には押さえていただきたいポイントでしょう。私生活を充実させるに超したことはありませんので。
残り少ない研修期間ですが、公私を問わず更にいろいろ学んで持ち帰り、4月からの宮城県教育委員会での勤務に役立てていきたいところです。

次回は、滋賀県からの研修生で二児の父親であり、今年度のリレートークの「トリ」を飾る初等中等教育局財務課教育財政室調整係の吉坂宏基さんです。

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-- 登録:平成28年04月 --