平成10年度学校教員統計調査 調査結果の概要 4(1)採用・転入・離職者数


1  大学(学部)
   前回(平成6年度間)と比べると,採用者数及び離職者数が増加しており,転入者数は減少している。
 採用者6,892人(前回(平成6年度間)に比べ1.6パーセント増加)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は,「30歳以上35歳未満」(30.6パーセント)で,次いで「25歳以上30歳未満」(25.7パーセント)の順となっており,合わせて55パーセント以上を占めている。
 転入者2,755人(前回に比べ5.3パーセント減少)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は「35歳以上40歳未満」(18.3パーセント)で,次いで「40歳以上45歳未満」(15.3パーセント)の順となっている。また,30歳以上50歳未満の各年齢区分及び「60歳以上65歳未満」で10パーセント台となっている。
 離職者7,334人(前回に比べ8.3パーセント増加)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は,「65歳以上」(31パーセント)で,次いで「35歳以上40歳未満」(16.9パーセント)の順となっている。

2  短期大学
   前回と比べると,採用者数及び転入者数は減少しており,離職者数は増加している。
 採用者926人(前回に比べ12.6パーセント減少)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は,「25歳以上30歳未満」(18.5パーセント)で,次いで「30歳以上35歳未満」(16.3パーセント)の順となっている。
 転入者304人(前回に比べ3.5パーセント減少)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は「65歳以上」(18.4パーセント)で,次いで「45歳以上50歳未満」(16.4パーセント)の順となっている。
 また,35歳以上55歳未満及び60歳以上の各年齢区分で10パーセント台となっている。
 離職者1,195人(前回に比べ15.2パーセント増加)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は,「65歳以上」(48.8パーセント)で,次いで「60歳以上65歳未満」(10.6パーセント)の順となっており,合わせて約60パーセントを占めている。

3  高等専門学校
   前回と比べると,採用者数,転入者数及び離職者数の全てにおいて減少している。
 採用者180人(前回に比べ9.1パーセント減少)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は,「25歳以上30歳未満」(43.9パーセント)で,次いで「30歳以上35歳未満」(17.2パーセント)の順となっており,合わせて60パーセント以上を占めている。
 転入者32人(前回に比べ27.3パーセント減少)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は「30歳以上35歳未満」及び「40歳以上45歳未満」(18.8パーセント)となっている。
 離職者150人(前回に比べ7.4パーセント減少)の年齢構成をみると,最も割合の高い年齢区分は,「60歳以上65歳未満」(66パーセント)で,次いで「35歳以上40歳未満」(8.7パーセント)の順となっている。

 
表35 本務教員の採用・転入・離職者数

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-- 登録:平成21年以前 --