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物質・材料分野≫
触媒設計シミュレーション【数十ペタフロップス級】
 環境問題等を解決するために、配位子、遷移金属の様々な組み合わせの中から活性の高い触媒を探索する際に、密度汎関数法に基づいたナノスケールの触媒(数万原子系)の構造とその触媒反応の活性化エネルギー等を計算することで、新産業創成、環境問題の解決等の波及効果がある。
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光励起反応シミュレーション【数ペタフロップス級】
 光励起反応のフェムト※秒スケールでのメカニズム解明のために、時間依存密度汎関数法に基づき、光励起状態における電子・原子のダイナミクスをシミュレートする。
 これにより、光スイッチなどの光デバイスの高性能化に向けた理論の提供が可能となり、 ピコ※秒〜フェムト秒スケールで動作する超高速デバイスが実現できる。

ピコ 1兆分の1
フェムト 千兆分の1
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強相関電子系バーチャル物質設計シミュレーション【数ペタフロップス級】
 実験不要な計算機内でのパラメータ無しの完全自動物質設計シミュレーション実現のために、局所密度近似を超える電子相関を取り入れた第一原理電子状態計算を用いた、100程度の原子数の計算を行う。
 これにより、全く新しい強相関電子デバイス設計が可能となり、新しい概念のデバイスの創成が可能となる。
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