オーストラリア1.留学生政策の概要
2.国費留学生制度(1)エンデバー奨学金Endeavour Study、Endeavour Research、Endeavour Professsionalの3種類の奨学金から構成されている。 Endeavour Study留学交流、教育プログラムを主な対象とした奨学金(14種類)。 Endeavour Research研究・学術交流プログラムを主な対象とした奨学金(11種類)。 Endeavour Professional教師等の職業上の実務能力の向上を図るための奨学金(5種類)。 (2)ADS(Australian Development Scholarships)国際開発庁がアジア太平洋地域の発展途上国を対象とした奨学金(ADS)を実施している。毎年1,000名程度募集。それぞれの国からの受入人数や研究分野は豪州の各々の国に対する経済協力の枠組みに応じて決められる。対象期間は留学生の課程終了時まで。 (3)ALAS(Australian Leadership Awards -Scholarships)国際開発庁がアジア太平洋地域の発展途上国の将来の指導者を育成するため、2006年から新たに開始した奨学金。対象期間は留学生の課程終了時まで。 3.私費外国人留学生に対する支援制度
4.留学生宿舎の整備留学生専用宿舎はない。ただし、各大学が所有している学生寮等に豪州人学生と同等の条件で入寮できる。 5.留学生の送り出し政策(1)外国への留学生数(2005年):7,282人
(2)奨学金等支援策の有無海外へ留学する豪州の学生に対する支援策で主要なものは以下のとおり。 1)Overseas Study Higher Education Loan Program(OS-HELP)豪州の高等教育機関に所属するフルタイム学部生で単位の一部を留学で取得予定の者を対象に最大5,299豪ドルのローンを提供(2008年)。 2)Australian University Mobility in Asia and the Pacific(UMAP)1993年より実施されているプログラムで、エンデバー奨学金の一つ。豪州の大学がアジア太平洋地域の提携大学との間における学生や教職員の交流を促進するため、大学に資金援助をしている。資金援助を受けた大学の学生は、1学期または2学期の短期留学において授業料が控除される。2009年は310人程度を募集。 |
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