大学山岳部リーダー冬山研修会の内容

1 目的

 冬山の山岳事故を未然に防止するため、大学山岳部等における資質の高いリーダーを養成することを目的とする。

2 意義

3 参加対象者

4 講師

5 研修内容

【山岳遭難者数】(警察庁調べ)

平成9年 平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年
961 1,341 1,444 1,494 1,470 1,631 1,666 1,609 1,684 1,853

【大学山岳部リーダー養成の公益性】

 事故防止のためには、単なる技術のみならず、運動生理学、医学、気象、法学等に対する理解が必要。また、将来にわたって継続的に事故防止を図っていくためには、次世代のリーダー養成が必要。

 大学山岳部員の養成が効果的(一定の知的水準にあり、かつ、年齢が若い。)

 大学山岳部リーダー研修を実施。その成果を大学の他の山岳部員へ波及。

 その後、大学山岳部OBが全国各地における中核的な登山指導者へと成長

 我が国全体の山岳事故の未然防止に大きく貢献

【平成11年度の大学山岳部リーダー冬山研修会の概要】

所長講演 「私の登山(登山の基本的問題について)」
講義・実習 「積雪と雪崩」、「雪崩の危険判別法」、「雪崩埋没者の捜索」、「雪崩遭難者への救急処置」
実技 「歩行技術」、「山岳スキー技術」、「登はん技術」、「生活技術」、「危急時対策」(実施場所:登山研修所周辺、粟巣野スキー場、大日岳周辺)
研究協議 「危急時対策」、「実技について」、「山岳スキー技術」

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