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衛星地形図の作成及び防災利用に関する実証実験
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【概要】 |
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「だいち」の観測データと地図情報を融合し、実証実験に参加する関係機関からの要求に基づいた衛星地形図を作成した上で、災害の予防や被災時の状況把握等にこの衛星地形図が利用できることを実証する。
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【参加機関】 |
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警察庁、防衛庁、消防庁、国土地理院、独立行政法人防災科学技術研究所、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
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火山活動の評価及び噴火活動の把握に関する実証実験
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【概要】 |
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日本列島・領海内の主要活火山等を定常的に観測し、「だいち」の観測データによる火山活動の監視及び異常検出の手法について検討を行い、火山活動の評価に利用できることを実証する。特に、噴火活動の開始が確認された場合には、当該火山の緊急観測を行い、降灰や溶岩流等の噴出物の範囲、地形変化等の解析により、噴火の規模や影響の範囲の把握等に衛星データが利用できることを実証する。
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【参加機関】 |
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火山噴火予知連絡会(事務局:気象庁、実験参加機関:気象庁、国土地理院、海上保安庁、独立行政法人防災科学技術研究所、独立行政法人産業技術総合研究所、大学等)、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
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地殻・地盤変動及び被害把握に関する実証実験
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【概要】 |
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地殻・地盤変動を定常的に観測し、「だいち」の観測データから地殻変動等の異常を検出できることを実証する。地震発生時には、被災地域の緊急観測を行い、被害状況の把握等に衛星データが利用できることを実証する。
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【参加機関】 |
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地震調査研究推進本部、国土地理院、独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人防災科学技術研究所、東京大学地震研究所、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
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RASにおける「だいち」データ利用に関する実証実験
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【概要】 |
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大規模地震等による被災状況の把握を目的として内閣府が開発した「人工衛星等を活用した被害早期把握システム(RAS)」における「だいち」の観測データの利用可能性について実証する。
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【参加機関】 |
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内閣府、独立行政法人防災科学技術研究所、財団法人リモート・センシング技術センター、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
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海上・沿岸災害状況把握に関する実証実験
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【概要】 |
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重油流出等の海上・沿岸での災害が発生した際、海外の災害も含め緊急観測を行い、「だいち」の観測データから災害状況を把握できることを実証する。
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【参加機関】 |
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海上保安庁、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
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土砂災害の予兆及び被害把握に関する実証実験
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【概要】 |
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国土交通省(国土技術総合政策研究所)が指定する地域の土砂災害危険箇所を対象として、地すべりの予兆把握の技術実証を行うとともに、土砂崩れ全般の被害把握のための技術実証を行う。
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【参加機関】 |
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国土技術総合政策研究所、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
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その他
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【概要】 |
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風水害による被害把握に関する実証実験や地方公共団体の多様な防災活動における衛星地形図の利用実証実験等を検討中。
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【参加機関】 |
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国土地理院、地方公共団体、独立行政法人防災科学技術研究所、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 等
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参加機関は平成18年9月現在のものであり、今後変更があり得る。 |
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