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Cosmic Radiation July2000

 簡略化のひとつが、計算に月平均(年平均を使う航空会社もあり)を使う事でした。これは2000年7月のデータですが、お分りいただけるように実際の数値を表すものではありません。平均値は赤線で表され、実際の被ばく線量は青線であります。
 月の前半は平均値より高く後半は逆に低くなっております。月の中間ではソーラーフレアーがあり、乗務員は数時間の間でしたが規定値を超える線量を被ばくしました。
 乗務員は月前半の多量の被ばく線量の事が心配かもしれませんが、航空会社の方は月後半、乗務員が実際の被ばく量以上のクレジットを得ている事の方が気になるかもしれません。でも”もし”同じ乗務員が月の前半と後半に勤務していれば、最終結果はプラス・マイナス相殺され許容値内に収まる”かもしれません”。


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