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資料7

2007年6月15日私的録音録画小委員会資料1について

私的録音録画小委員会
主査 中山 信弘 様

2007年6月25日
日本音楽作家団体協議会
常任理事 小六 禮次郎

 標記について、新しい私的録音録画補償金制度に関する私の意見を添付のとおり提出いたします。
 また、本小委員会における今後の検討にあたり、大変参考になると考える文献を資料として本意見書に添えることといたしました。
 この資料は、昭和63年8月、当時社団法人日本音楽著作権協会理事長であった、作曲家、故芥川也寸志先生が私たち著作者の見地から大所高所にたって書き上げ、著作権審議会第10小委員会に対して提出した意見書であります。
 提出から19年を経た今読んでも、全く古さを感じさせることがなく、まだカセットテープによるアナログ録音(ホーム・テーピング)が全盛であった、私的録音録画補償金制度が導入される5年も前の状況と今日の状況が、補償金制度を必要としている点で驚くほど変わっていないことがよくおわかりいただけることと思います。また、記されている内容は、まさにこの制度の本質を的確に表現していると考えます。
 新しい私的録音録画補償金制度は、こうした先達の優れた見識に敬意を表しつつ、文化先進諸外国の例に倣いながらも、知的財産立国を目指す我が国として他国の範となる制度として、一日も早く実施されることを願います。

以上

添付資料
  意見書
私的録音録画問題と報酬請求権制度の導入について(PDF:640KB) 及び その要旨


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