.2.ファイルシェアリングの法的評価について間接侵害に関連する問題として、ファイルシェアリングの問題がある。著作権法上では、「公衆送信」「送信可能化」という状態について評価する仕組みとなっているが、そもそも「共有」という状況(世界中の誰かのPCに当該ファイルが入っていれば利用しうるという状況)そのものについてどう評価するかなどの問題がある。ファイルシェアリングの法的評価について、以下のような意見が出された。 (1)P2P利用の現状
(2)P2Pのファイル交換に対する既存の議論について
(3)ファイルシェアリングの法的評価
最初にデータを送信する人の行為の評価
ノードとなっている人の行為の評価a)私的複製に該当する可能性についての議論
b)公衆送信に該当する可能性についての議論
c)プロバイダ責任制限法に基づく議論
d)対応策の例
P2PやP2Pをもとにしたサービスを提供する事業者の問題
(4)限定された知人間の送信行為について
(5)将来生じる可能性のある問題点について
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