施設系職員の働き方

令和5年8月9日

1日の業務の流れ

施設系職員として採用されると、どのような仕事を任されるのでしょうか。実際の業務内容は配属された部署により異なりますが、いくつか例を取り上げて、若手職員(係員)の1日の業務を紹介します。(※随時更新中)
 

施設企画課・企画係の場合

各課には企画ラインと呼ばれる、部や課の窓口的な役割を担う係が存在します。企画ラインに配属されると、他の課や省庁、議員など、外からの依頼に対して、部や課としてどう対応すべきか、全体のとりまとめる業務を担います。特に総合職として採用されると、入省して1年目から3年目のいずれかの時期に企画ラインに配属されることが多いです。

1日の仕事の流れの例

9時 登庁・国会対応

国会の審議の中で、国会議員からされる質問については、事前に質問内容の通告があります。文教施設施策関連の質問の通告があれば、担当係へ答弁の作成依頼をしたり、実際の答弁者と答弁作成係との連絡調整を行います。

12時 お昼休み

 

13時 各課からの照会対応

企画ラインには、省内の様々な部署から、ありとあらゆる依頼が届きます。その依頼に対してどう対応すべきか、必要に応じて依頼主に問い合わせたり、依頼内容に応じて、部内や課内の担当係に聞いたりして、部や課としての回答を作成していきます。

16時 重要な照会について、部内幹部へ対応を相談

各課から届く照会のなかでも、国の政策や予算に大きく関わるような重要な照会については、上司や部内幹部とも相談しながら、対応を検討していきます。

19時30分 退庁

 

やりがいや大変な部分について

  • 部の窓口であるため、文教施設施策や教育施策に関する様々な情報を取り扱うことになり、最新の施策に触れる機会も多く、とても勉強になります。
  • 係員が扱える業務の範囲も想像以上に多く、若手のうちから、閣議決定ものの政策文書の調整など、大きな仕事に携わることができます。
  • 部の窓口であるため、自分の仕事次第で部全体をコントロールできるような仕事です。はじめは大変ですが、徐々にうまく連絡調整ができるようになり、以前より円滑に業務が進められるようになったときは、やりがいを感じます。
  • 部内・部外問わず、非常に多くの人と関わる仕事になるので、部内にも部外にも知り合いが沢山できます。
     

ワークライフバランスについて

勤務時間について

文部科学省の基本的な勤務時間帯は9:30から18:15になりますが、個人の都合に応じて、勤務時間帯を変更することも可能です。勤務時間帯については、特定の日だけ時間帯を変えることも可能です。主にテレワークの日などは、通勤時間がない分、早めの時間帯で勤務時間を設定している職員が多いです。
残業時間については、扱う仕事の内容や個人の仕事の進め方によって大きく異なります。突発的な重要案件があるときを除き、残業を強要される雰囲気はありませんので、個人の仕事の進捗次第ということになるかと思います。

職員の声

(※今後掲載予定)

休暇の取得について

休暇については、若手だから取りにくいという状況はなく、どの職員も仕事の都合に応じて、積極的に取得しています。1時間単位の休暇の申請が可能であるため、時間休を活用している職員も多いです。また年末年始やゴールデンウィークなどの休暇の前後に年休を合わせて取得する職員も多く、長期休暇も取得しやすい環境です。

職員の声

(※今後掲載予定)

テレワークへの取り組み

個人の希望があれば、上司と相談の上、個人や業務の都合に応じて、テレワークを実施することも可能です。文部科学省ではデジタルツールの導入も積極的に実施しており、省内でも自宅でも働きやすい環境が整いつつあります。

(デジタルツールの導入例)

  • 省内ではメールの他、Slackというツールを使用しており、チャットで気軽に上司と相談ができます。またSlackには、簡単にWEB会議を立ち上げる機能があり、自宅で勤務している職員ともすぐにオンラインで打ち合わせができます。
  • 有志職員が業務改善推進委員として、様々なデジタルツールの活用事例の収集や紹介を行い、より効率的に業務ができるように取り組んでいます。

職員の声

(※今後掲載予定)

家庭との両立

育休などの育児に関する休暇については、性別問わず積極的に取得できる環境です。また仕事に復帰した後も、フレックス勤務や時短勤務を活用して、家庭と仕事を両立されている職員が多くいます。

職員の声

(※今後掲載予定)

((大臣官房文教施設企画・防災部施設企画課))