第2節 生涯スポーツ社会の実現

3.生涯スポーツ振興事業の開催

 国民が各自の興味・関心に応じてスポーツに親しみ,日常生活の中にスポーツが定着することを目的として,様々な生涯スポーツの振興に向けた事業が実施されています。文部科学省でも,以下のような事業を実施しています。

(1)全国スポーツ・レクリエーション祭

 広く人々が気軽にスポーツ・レクリエーション活動を楽しみ,各世代にわたるスポーツ愛好者相互の交流を深める生涯スポーツの全国的な祭典です。第19回大会は,平成18年10月に鳥取県内各地で開催されました。

(2)生涯スポーツコンベンション

 スポーツに関係する産官学の関係者が一堂に会し,平成元年度から生涯スポーツ振興上の諸問題について研究討議・意見交換を行っています。

(3)体育の日・体力つくり国民運動

 スポーツについての国民の理解と関心を深めるために,国民の祝日である「体育の日」を中心に,体力テストや各種スポーツ行事の実施,体力・運動能力調査の結果の公表などを行っています。
 また,昭和39年のオリンピック東京大会を契機に,日常生活を通して積極的に健康・体力つくりを実践していく国民運動が提唱され,毎年10月を「体力つくり強調月間」として,広く国民に健康・体力つくりの重要性を呼び掛けるなどの運動を展開しています。

(4)生涯スポーツ功労者等の表彰

 多年にわたり地域や職場において,スポーツの振興に功績のあった人や団体に対し,その功績をたたえるため,生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体として文部科学大臣が表彰しています。

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