令和7年8月2日(土曜日)
科学技術・学術
油井亀美也宇宙飛行士の搭乗する米国クルードラゴン宇宙船運用11号機が、日本時間の8月2日0時43分、米国ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、同日15時27分頃に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、油井宇宙飛行士を含む搭乗員全員がISSに無事入室したとの報告を受けました。2回目のISS長期滞在のスタートを喜ばしく思います。
油井宇宙飛行士は、およそ半年間にわたり、ISSに滞在する予定となっています。滞在中には、将来有人宇宙探査に向けた二酸化炭素除去の軌道上技術実証や青少年向け教育プログラムとして第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会やアジアントライゼロG 2025など様々なミッションが行われる予定です。
油井宇宙飛行士には、着実な任務の遂行を通じて、ISS及び「きぼう」日本実験棟での成果を最大化していただくとともに、その活動が将来の地球低軌道活動やアルテミス計画へと継承されていくことを期待しています。
令和7年8月2日
文部科学大臣 あべ 俊子
大臣官房総務課広報室