令和7年3月16日(日曜日)
大西卓哉宇宙飛行士の搭乗する米国クルードラゴン宇宙船運用10号機が、日本時間の3月15日8時3分、米国ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、3月16日14時45分頃に国際宇宙ステーション(ISS)に無事入室したとの報告を受けました。2回目のISS長期滞在のスタートを喜ばしく思います。
大西宇宙飛行士は、およそ半年間にわたり、ISSに滞在する予定となっています。滞在中には、宇宙飛行士を支援するロボットの技術実証、重力が生物に与える影響などを調べるライフサイエンス研究、「きぼう」ロボットプログラミング競技会など様々なミッションが行われる予定です。
さらに、大西宇宙飛行士はISS滞在中に日本人として3人目のISS船長を務められる予定となっております。
大西宇宙飛行士には、着実な任務の遂行を通じて、引き続き、我が国の宇宙開発の意義を国民や世界の皆さんに見える形で発信していただくとともに、有人宇宙開発・利用の更なる進展に貢献していただけることを期待しています。
令和7年3月16日
文部科学大臣 あべ 俊子
大臣官房総務課広報室