国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議による審査の状況を公表

12月19日(金曜日)
教育、科学技術・学術

  12月19日、松本大臣は閣議後記者会見にて、大学ファンドの支援対象となる国際卓越研究大学の、第2期公募における有識者会議の審査状況を次の通り公表しました。

<有識者会議の審査結果>
■東京科学大学
令和8年4月から、国際卓越研究大学として体制強化計画を開始。
■京都大学
最長で1年間、体制強化計画案の磨き上げを実施。
■東京大学
最長で1年間、審査を継続。

  国際卓越研究大学の認定等に関する審査については、8大学からの申請について、この6月から、有識者会議において、大学側との丁寧な対話や研究現場の視察を通じて実施してきました。
  今後、東京科学大学については、令和8年4月の計画開始に向けて、認定・認可に向けた準備を進めます。京都大学については体制強化計画案の磨き上げを、東京大学については継続審査を行います。

  松本大臣は、これまで、学内で真摯に提案の検討を行ってくださった各大学や、各大学の計画を審査いただいた有識者会議への感謝の言葉とともに、
「有識者会議では、東京科学大学は、国際卓越研究大学として令和8年4月から体制強化計画を開始、京都大学は認定候補として最長で1年間、体制強化計画案の磨き上げを実施した上で計画を開始することが適当との判断に至ったと報告を受けております。加えて、東京大学は最長で1年間、審査を継続することが適当と判断されました。
文部科学省としては、国際卓越研究大学への支援を通じて、世界最高水準の研究大学の形成を着実に進めるとともに、地域の中核大学や特定分野に強みを持つ大学の研究力向上のための支援等を通じて、我が国全体の研究力の強化を図ってまいります。」
と述べました。