「教師を取り巻く環境整備 総合推進パッケージ」取りまとめ

8月29日(木曜日)
教育、科学技術、スポーツ、文化芸術

  8月29日、盛山大臣を本部長とする「教師を取り巻く環境整備推進本部」を立ち上げ、中央教育審議会からいただいた答申※を踏まえ、「学校における働き方改革の更なる加速化」「学校の指導・運営体制の充実」「教師の処遇改善」を一体的・総合的に推進する「教師を取り巻く環境整備 総合推進パッケージ」を取りまとめました。

  盛山大臣は、国・教育委員会・学校が一体となって、定量的な目標設定や時間外在校等時間の縮減状況などの「見える化」を図り、成果に繋げていく仕組みの実現などに向けて取組を進めるよう各担当局に指示しました。

  改革の成果が見られる学校がある一方で地域差も指摘されており、パッケージには、国で実施する取組のほか、例えば在校等時間について、定量的な目標設定などPDCAサイクルを構築・実施し、取組状況を保護者・地域住民等へ公表することなど、教育委員会や学校で期待される具体的な取組も記載しています。
  文部科学省では、学校教育の質の向上を通した、全ての子供たちへのより良い教育の実現のために国・教育委員会・学校が一体的に取り組めるよう、予算上・制度上の措置を含め、改革を前に進めてまいります。

▼教師を取り巻く環境整備 総合推進パッケージ
https://www.mext.go.jp/content/20240829mxt_zaimu000037816_2.pdf
▼教師を取り巻く環境整備推進本部(パッケージのページは↓こちらにも掲載)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/1413144_00008.htm
※「令和の日本型学校教育」を担う 質の高い教師の確保のための環境整備に関する 総合的な方策について(答申)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/099/mext_00003.html