学びの多様化学校設置促進フォーラムを開催しました

12月22日(金曜日)
教育

  12月22日、文部科学省において、学びの多様化学校設置促進フォーラムを開催しました。本フォーラムは、学びの多様化学校の好事例の周知や学びの多様化学校に関する知見を有する「学びの多様化学校マイスター」の講演や教育委員会等への助言を通じて、学びの多様化学校の設置を促進するために開催したものです。

  安江大臣政務官は挨拶で、自身が学びの多様化学校である高尾山学園を視察した際に、子供たちが生き生きと学習や活動に取り組む様子に大変感銘を受けたこと、更にその効果の大きさと設置促進の必要性を実感されたことを受け、本フォーラムを設置促進の気運を高める機会としていきたいと述べました。

  プログラムでは、学びの多様化学校マイスターや教育委員会、現職の校長、設置を検討中の教育長等から、それぞれの学校に対する思いや様々な工夫を凝らした学習等の実践事例、設置に当たって苦労したことや留意すべき配慮等について話があり、オンラインでの参加者からの質問も受け付ける等、活発な意見交換が行われました。また、フォーラムの最後に実施した学びの多様化学校マイスターと教育委員会等との個別説明会では、設置に向けたより具体的なアドバイス等が行われました。

  文部科学省では、本フォーラムを通じて得られた知見等を関連施策の改善にも活かしつつ、全国の学びの多様化学校の設置が進むよう、積極的に取り組んで参ります。

▶学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)(不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校)について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387008.htm