令和5年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式

12月12日(火曜日)
教育

  12月12日、令和5年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式を執り行い、対面とオンラインで約200名の被表彰者及び関係者が参加されました。

  本表彰は、障害のある方々の生涯を通じた多様な学習を支える活動が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ、文部科学大臣が表彰を行うもので、平成29年度から毎年行っています。   今年度は、全国51件(功労者表彰45件、奨励活動表彰6件)が表彰対象となられました。

  表彰式では、望月禎総合教育政策局長から代表者に表彰状を授与し、被表彰者の皆様のこれまでの活動に敬意を表するとともに、盛山文部科学大臣からの祝辞を代読し、「誰もが学びたいときに、いつでも学ぶことができる『生涯学習社会』、共に学び共に生きる『共生社会』の実現を目指し、これからも障害のある方の学ぶ環境の整備を推進してまいります」と伝えました。

  被表彰者を代表して、宮津障害者青年学級運営委員会の井上悦子さんが御挨拶され、
「障害のある青年や成人の『もっと生活を豊かにしたい、学びたい、仲間と交流したい』という想いをはじめ、父母・兄弟、教職員、社会教育に携わる行政、地域の方々、皆の想いが一つになった力があったからこそ、これまで50年活動を続けられた」と述べられるとともに、今後10 年、20 年、 50 年…と続くためには、先輩方から受け継いできたバトンを多くの人 たちに渡し、体制をより力強いものにしていくことが大切だと話されました。

  文部科学省では、この度の被表彰者の活動内容を幅広い方々に御参考としていただけるよう、事例集を取りまとめました。事例集は文部科学省のホームページで公開しています。

▶令和5年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰について(事例集も掲載/文部科学省 HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00091.html