「せかい×まなびのプラン」を発表

8月29日(火曜日)
科学技術

  8月29日、永岡大臣は、「せかい×まなびのプラン」を発表しました。この大臣プランは、教育未来創造会議の第二次提言※¹ やG7富山・金沢教育大臣宣言※² を踏まえて、グローバル人材を育成するため、世界を舞台に学ぶことや世界の人と共に学ぶことを推進し、日本の国際競争力向上につなげていくことを目標としています。以下6つを令和6年度概算要求の重点施策として掲げています。

1 世界と日本・地域を結ぶ「大学」の国際拠点化の推進
2 産学官を挙げた高校・大学段階の留学支援強化
3 G7、ASEAN等重点地域との戦略的連携強化
4 国際頭脳循環の促進
5 戦略的な国際展開のための情報収集・留学生誘致機能強化
6 在外教育施設の機能強化

  本プランの実現に向けて、新規事業や既存事業の拡充などを行うこととしており、永岡大臣は、来年度予算をしっかりと確保してまいりたいと述べるとともに、関係部署の幹部へ、プランにおける事業において、ありとあらゆる面に目を配り必要な対応を進めるよう指示しました。

▶「せかい×まなびのプラン」詳細はこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/sekaimanabi/index.html

※¹ 教育未来創造会議の第二次提言
4月27日に開催された第6回教育未来創造会議において「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ」、略称「J-MIRAI(ジェイ-ミライ)」が取りまとめられた。「J-MIRAI(ジェイ-ミライ)」では、政府として、2033年までに、日本人学生の海外留学者数50万人、外国人留学生の受入数40万人の実現を目指すことなどが掲げられ、岸田総理からは、永岡大臣を中心として、施策の工程表を夏頃までに作成するなど、実施状況のフォローアップを行い、「J-MIRAI(ジェイ-ミライ)」計画を着実に実行することが指示された。
第6回教育未来創造会議を開催 (mext.go.jp)

※² G7富山・金沢教育大臣会合概要
G7富山・金沢教育大臣会合富山・金沢宣言(概要(日本語)) (mext.go.jp)

関係部署幹部との意見交換の様子