高校生等へのアントレプレナーシップ教育拡大に向けた「EDGE-PRIME Initiative」がキックオフ!

6月3日(土曜日)
教育

  6月3日、高校生等を対象としたアントレプレナーシップ教育(起業家教育)の推進施策である「EDGE-PRIME Initiative※¹」のキックオフイベントがCIC Tokyoで行われました。
  起業家教育推進大使※² 、スタートアップ・エコシステム拠点都市関係者、学校教職員、高校生、大学生、民間企業関係者等合わせて150名以上が会場に集結し、さらに250名以上が全国各地からオンラインで参加しました。

  プログラム冒頭では、山本左近文部科学大臣政務官が文部科学省を代表して挨拶をし、本イベントが、若者・産業界・教育関係者・自治体など多様な方々の新しい出会いとネットワーク構築につながる場となることへの期待を述べました。
  また、出雲充氏・新井元行氏・藤本あゆみ氏・間下直晃氏・吉田浩一郎氏・池田弘氏の6名の起業家教育推進大使が基調講演やパネルディスカッション等に登場し、自身の経験やターニングポイントを振り返りながら、未来を担う若者たちへ力強くエールを送りました。
  さらには、小学校から大学までの各学校現場、自治体等でアントレプレナーシップ教育を推進する方々も登場。アントレプレナーシップ教育の実践例や支援策などを紹介するとともに、会場に集まった参加者らと広くネットワーキングを行いました。

  イベント後半には、国内外でさまざまなチャレンジをしてきた高校生、大学生、若手起業家11名がステージに立ち、夢・学び・発想・道のりをテーマに3分間のピッチを披露。アントレプレナーシップの発揮の場として会場を大いに盛り上げ、起業家教育推進大使はじめイベント登壇者が一人ひとりに丁寧な講評を行いました。

  ピッチのトップバッターだった宮部遥さん(公文国際学園高等部3年生)は、
「トビタテ!留学JAPANでの経験とこの先の夢について発表し、講評いただけたことは大きな学びになりました。今日をきっかけにさらに成長していきたい」
と話しました。

  また、本イベントに一般参加した高校2年生からは、
「アントレプレナーシップ教育に関心がありイベントに参加した。同世代の高校生が自身のアイディアや考えを堂々と発表する姿を見て、とても刺激になった」
との感想が届きました。

  キックオフイベントは盛況のうちに終了することができました。これからは、全国各地で各団体(プラットフォーム)により様々な取組が展開され、子どもたちの新たな体験の機会につながるよう、しっかり支援を進めてまいります。

※¹ EDGE-PRIME Initiative 概要
https://www.mext.go.jp/content/20230124-000027169_1.pdf (PDF:516KB) PDF
※² EDGE-PRIME Initiative各拠点都市の取組はこちら
https://www.jst.go.jp/start/su-ecosys/project2022_edge-prime_initiative.html別ウィンドウで開きます
※³ 起業家教育推進大使はこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/mext_00009.html

基調講演の様子

パネルディスカッションの様子

ピッチの様子