令和5年度予算案 大臣折衝

12月21日(水曜日)
科学技術・学術

  12月21日、永岡大臣は、鈴木財務大臣と令和5年度予算案について折衝を行いました。

  大臣折衝においては、「量子・AI等の重要先端技術の研究開発を担う国立研究開発法人の研究機能強化」として135億円を予算案に盛り込むことが了承されました。

  この予算措置により、諸外国で投資が活発化する量子技術分野について、量子コンピュータとスーパーコンピュータの組み合わせによる研究DX基盤の高度化に新たに取り組むと共に、産学官の連携の下に国産量子コンピュータの開発を加速し、様々なユーザが利用できる環境を整備していきます。また、革新的なAIの基盤技術の研究開発も推進してまいります。さらに、中核となる国立研究開発法人の研究開発基盤の強化を図ることで、技術力、経済力、防衛力を含む、我が国の総合的な国力強化の要となる重要先端技術の研究開発の更なる推進を図ってまいります。

  永岡大臣は、大臣折衝後における記者会見の結びに、科学技術・イノベーションは我が国の成長のエンジンであり、厳しい財政状況の中、量子・AI等の重点分野に大胆な投資を行うことで、我が国の経済成長や社会課題解決に向けて引き続き全力で取り組むと述べました。