第37回、第38回 国際生物学賞授賞式

12月14日(水曜日)
科学技術・学術

  12月14日、上野の日本学士院で、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、第37回、第38回国際生物学賞授賞式が行われました。

  国際生物学賞は、昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究、また、本賞の発展に寄与されている上皇陛下の長年にわたる魚類分類学(ハゼ類)の御研究を記念して設けられたものです。

  この度の授賞式では、優れた業績を挙げたティモシー・ダグラス・ホワイト博士(第37回受賞者、カリフォルニア大学バークレー校統合生物学教授)、塚本勝巳博士(第38回受賞者、東京大学名誉教授)の2名に授与されました。

  永岡大臣は祝辞で、
「受賞の栄に浴されたティモシー・ダグラス・ホワイト教授及び、塚本勝巳名誉教授、またその活動を支えて来られた御家族の皆様に対し、心から敬意と祝意を表します。文部科学省としましては、先般決定された総合経済対策に盛り込まれた若手研究者への支援の強化、国際共同研究の強化や、大学の研究基盤への長期的・安定的な支援等を通じ、学術研究の振興に一層取り組んでまいります。」
と述べました。

※国際生物学賞の詳細はこちら(https://www.jsps.go.jp/j-biol/index.html 別ウィンドウで開きます

第37回受賞者 ホワイト博士への授賞

第38回受賞者 塚本博士(代理:塚本博士夫人)への授賞