永岡大臣が、英国ビジネス・エネルギー産業戦略省(BEIS)フリーマン閣外大臣と会談

12月13日(火曜日)
科学技術・学術、国際

  12月13日、英国ビジネス・エネルギー産業戦略省(BEIS)のジョージ・フリーマン閣外大臣が、永岡大臣を訪問し、日英間の科学技術分野について意見交換を行いました。

  冒頭、永岡大臣は、フリーマン大臣の訪問を歓迎するとともに、英国は我が国にとって重要なパートナーであり、一層の関係強化を図っていきたい旨を伝えました。また、科学技術分野においては、大学や研究機関間で様々な協力が進んでおり、今後も日英間の科学技術協力の更なる発展を期待する旨述べました。

  フリーマン大臣からは、英国では、世界各国との関係を深化させるため、戦略的な科学技術に関する国際的な基金(International Science Partnerships Fund)を立ち上げていることに言及するとともに、これまで長きにわたり協力している日英関係は非常に重要であり、この基金を通して科学技術における関係を深めていきたいとの発言がありました。また、ハイパー・カミオカンデ計画について、新たに1,550万ポンドの追加措置を発表したとの紹介がありました。

  これに対して永岡大臣は、文部科学省でも新たに基金を造成したことを紹介し、英国を始めとした同士国のトップ研究者同士の先端分野の国際共同研究における連携強化への期待を述べ、ハイパー・カミオカンデ計画への英国からの協力に対して感謝を伝えました。

  会談を通して、様々な分野における日英両国の協力をさらに強化していくことの重要性について、改めて共有しました。