令和4年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式

12月6日(火曜日)
教育

  障害者週間中(12月3日~9日)の12月6日、「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式をハイブリッド形式で執り行い、約200名の被表彰者及び関係者がオンライン又は会場で参加されました。

  本表彰は、障害のある方々の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う「個人」又は「団体」について、活動内容が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ、文部科学大臣が表彰を行うもので、平成29年度から毎年行っています。
  今年度は、全国の56の「個人」及び「団体」の皆様が表彰対象となられました。

  表彰式では、伊藤大臣政務官が代表者に表彰状を授与し、被表彰者の皆様のこれまでの活動に敬意を表するとともに、コロナ禍においても、障害の有無にかかわらず、様々な学びの機会を通じて新たな物事や人と出会い、社会とのつながりを育むことの重要性について述べました。
  さらに被表彰者の皆様に対し、「これまで培ってこられた豊かな知見や御経験を活かしていただき、引き続き、各地域で御活躍いただくとともに、次世代の人材育成にもこれまで以上にお力添えいただきたい」とお願いしました。

  被表彰者を代表して障害者スポーツ、レジャー、レクリエーション等の分野で様々な活動に長年携わってこられた、鈴木秀雄さん(神奈川県障がい者スポーツ協会会長)が御挨拶されました。
  鈴木さんは、同協会会長として提唱している「“みんなにスポーツ、みんなでスポーツ”、そして“みんなに支援、みんなで支援”の考え方で、様々な領域、分野の障害者の生涯学習支援活動をつなげ、“ともに生きる、共生社会”の構築に向け、一層の努力を続けてまいりたい」と思いを述べられ、閉式となりました。

  文部科学省では、この度の被表彰者の活動内容を幅広い方々に御参考としていただけるよう、事例集を取りまとめました。事例集は文部科学省のホームページから御覧いただけます。ぜひ御活用ください。

令和4年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰事例集 (PDF)PDF

伊藤大臣政務官 祝辞

「神奈川県障がい者スポーツ協会」鈴木会長 挨拶