令和4年度 文化功労者顕彰式

11月4日(金曜日)
文化

  令和4年度の文化功労者として、将棋棋士の加藤一二三さんや、シンガーソングライターの松任谷由実さんなど20名の方が選ばれました。11月4日に顕彰式を執り行い、出席された18名の方々に永岡大臣から顕彰状を授与しました。

  文化功労者の制度は、我が国の文化の向上発達に関し、特に功績顕著な方々を顕彰するものです。昭和26年の制定以来、昨年度までに936名が顕彰されています。

  永岡大臣は挨拶で、文化功労者となられた皆様の類まれなる御功績と御努力に対し、また、それを支えてこられた御家族や関係者の方々の御労苦に深く敬意を表するとともに、
「後進の指導育成への御尽力も含め、我が国の文化の発展に、引き続き御貢献を賜りますようお願い申し上げます。」
と更なるご活躍に対する期待を伝えました。

  その後、文化功労者を代表して挨拶をされた染織家の中井貞次さんは、
「私どもは、今回の栄誉を励みとし、なお一層の精進を重ね、それぞれの活動を通じて、我が国が文化芸術立国、科学技術創造立国として、また、スポーツ立国として繁栄し、コロナ禍を克服しながら世界の国々から尊敬されるよう、微力ではございますが引き続き努力をいたす決意であります。」
と話されました。

※令和4年度 文化功労者(文部科学省HP)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2022/attach/1422025_00001.htm