第54回国際化学オリンピックに出場した日本代表選手への文部科学大臣表彰

9月30日(金曜日)
科学技術・学術

  国際化学オリンピックは、世界中の高校生が一堂に会し、化学の実力を競うと同時に親交を深めることを目的とした国際大会で、第54回の今回は、7月10日~7月18日に、オンラインで(主催国:中国(天津))開催されました。

  日本からは、国内大会(3257人出場)から選抜された4 名が出場し、直井勝己さん、柏井史哉さん、石川貴士さん、中地明さんの4名全員が金メダルを獲得するという優秀な成績を収めました。

  9月30日、選手と関係者が永岡文部科学大臣を訪問し、永岡文部科学大臣から出場選手へ文部科学大臣表彰が授与されました。

  選手との懇談では、永岡文部科学大臣から金メダル獲得へのお祝いの言葉とともに、今後も自分のやりたいこと、好きなことをしっかり頑張り、これからの日本を是非引っ張ってくださいと期待を伝えました。

  選手たちからは、「化学が好きで、勉強を頑張れたことがこのような結果に結びついた」「目の前のことを一生懸命していたら、金メダルを獲得できた」など、オリンピックで金メダルを獲得するまでの道のりや、「化学だけではなく、今後は色々なことにチャレンジしたい」など、今後の抱負を語りました。

  文部科学省では、優れた若い人材が世界で活躍することができるよう、今後とも次代の科学技術イノベーションを担う若者を支援します。
  また、科学技術振興機構を通じて、数学・化学・生物学・物理・情報・地学・地理等の国際科学技術コンテストの国内大会の開催や、国際大会への日本代表選手の派遣、国際大会の日本開催に対する支援を引き続き行います。