簗副大臣がアメリカ合衆国へ出張

9月16日(金曜日)~9月18日(日曜日)
教育

  9月16日から9月18日の日程で、簗文部科学副大臣は、国連教育変革サミット※¹への出席等のため、アメリカ合衆国へ出張しました。
  国連教育変革サミットは、グテーレス国連事務総長の主導の下、新型コロナウイルス感染症拡大により生じた世界的な教育の危機に対応し、SDG4(教育)達成に向けた政治的意思、貢献、活動を加速させる機会として開催されました。

  簗副大臣は、サミット内の持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)※²に関するイベントに出席しました。本イベントでは、全ての学習者が気候変動に取り組み、持続可能な開発を促進するための知識、技能、価値観、態度を習得するためのグリーン教育パートナーシップ立ち上げについて議論されました。
  簗副大臣は、本イベントの開会挨拶を行い、
・様々な現代的課題に正面から向き合い、より豊かな社会を構築するため、日本政府は「新しい資本主義」の実現を目指しており、これは、国連が進めるSDGsの理念とも重なること
・日本が提唱したESDは、グローバルな枠組みの下で継続的に発展してきており、教育におけるグリーニングを実現していく上でも、ESDの考え方は不可欠であること
・日本としても、ESDの理念に基づいたグリーン教育の推進について、ユネスコと協力していくこと
について述べました。

  また、アメリカ合衆国滞在中、ニューヨーク日本人学校を視察して、児童生徒の授業の見学や関係者との意見交換を行ったほか、国際交流基金ニューヨーク日本文化センターを訪問し、関係者と日本文化のグローバルな発信について意見交換を行いました。

※1国連教育変革サミット(Transforming Education Summit)HP
https://www.un.org/transforming-education-summit 別ウィンドウで開きます
※2ESD…一人一人が現代社会の課題を主体的に捉え、その解決につながる新たな価値観や行動変容をもたらす教育。2002年のヨハネスブルグ・サミットにおいて日本が提唱。

会議でのスピーチの様子

会議でのスピーチの様子

ニューヨーク日本人学校視察

国際交流基金ニューヨーク日本文化センター訪問