永岡大臣が茨城県守谷市立黒内小学校、つくば市立谷田部東中学校、常総市立水海道中学校を視察

9月16日(金曜日)
教育

  9月16日、永岡大臣は茨城県内の守谷市立黒内小学校、つくば市立谷田部東中学校、常総市立水海道中学校の3校を視察しました。

  守谷市立黒内小学校では、デジタル教科書や電子ノートを効果的に組み合わせて活用した授業など、1人1台端末の積極的な活用が行われているほか、端末による学びの充実と教員の働き方改革を車の両輪とした取組が進められています。
  文部科学省では、デジタル教科書の普及促進など、1人1台端末の一層の活用を進めており、黒内小学校での取組について、永岡大臣は
「守谷市の先進的な取組を全国に広げ、日本のGIGAスクール構想※1を引っ張っていただきたい。」
と激励しました。

  つくば市立谷田部東中学校では、学校と地域が協働で部活動改革に取り組んでおり、学校部活動と地域スポーツクラブ活動が共存した形でのスポーツ活動が行われています。
  文部科学省では、休日部活動の段階的な地域移行を目指しており、実際に取組に携わっている先生や地域の方々、自治体の方々との意見交換を行い、成果や課題等を伺うことができました。

  常総市立水海道中学校夜間学級では、「夢を応援する学校」として、不登校を経験した方や外国にルーツのある方など、多様なバックグラウンドの方が学んでいます。
  永岡大臣からは、
「生徒の皆さんの様々な背景をお聞きした上で、今こんなにも熱心に学びに向かっている姿を拝見すると、ここに至るまでの生徒の皆さんと先生方の頑張りはいかほどかと心を打たれました。夜間中学があって良かったという声もお聞きでき、これからも設置促進に励んでまいります。」
と決意を述べました。

  今回の視察を参考にしつつ、文部科学省は、1人1台端末の活用促進、部活動の地域移行、夜間中学の設置促進・充実など、関係施策を推進してまいります。

※1GIGAスクール構想:1人1台端末、通信ネットワーク等の学校ICT環境を整備・活用することで、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実など教育の質を向上する構想。

1人1台端末の活用の様子を視察する様子

部活動の外部指導者による指導を視察する様子

夜間中学における授業の様子を視察する様子