復興推進会議に永岡大臣が出席

9月16日(金曜日)
教育、科学技術・学術

  9月16日、永岡大臣は、政府の復興推進会議に出席しました。会議では、秋葉復興大臣から復興加速化への取組等が報告されたほか、復興庁を中心に、文部科学省等関係省庁が参画する体制の下で令和5年4月の設立に向けて準備が進められている「福島国際研究教育機構※¹」について、立地場所を浪江町とすることが決定されました。

  永岡大臣は、9月14日に福島県を訪問したことに触れ、復興は着実に進展している一方で、今後も中長期的な対応が必要であることを改めて認識したと話し、
「文部科学省としては、被災した児童生徒に対する就学支援や心のケア、廃炉に関する研究開発、原子力損害賠償の円滑な実施、風評の払拭など、引き続き被災者に寄り添った復興の取組を進めるとともに、福島国際研究教育機構の設立に向けた協力も行ってまいります。」
と述べました。

  結びに、岸田総理から、福島国際研究教育機構について
「今後、研究開発、産業化、人材育成等に係る機構設置の効果が、立地地域にとどまらず、広域的に波及するよう、福島県・市町村始め、大学その他の研究機関等と連携し、復興庁を中心に関係府省庁が協力し、取り組んでいただきたい」
と述べられました。

※¹福島国際研究教育機構とは、福島をはじめ東北の復興を実現するための夢や希望となるものとするとともに、我が国の科学技術力・産業競争力の強化を牽引し、経済成長や国民生活の向上に貢献する、世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」を目指し設立するものです。

※第35回復興推進会議資料(復興庁HP)
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat7/sub-cat7-1/20220916095457.html 別ウィンドウで開きます