G20文化大臣会合

9月13日(火曜日)
文化・国際

  9月13日、簗副大臣はG20文化大臣会合にオンラインで出席しました。
  G20文化大臣会合は、2020年議長国サウジアラビアの提案で始まった、G20の枠組みで文化芸術に関する国際協力等について議論を行うもので、今回で3度目の開催です。今年の議長国インドネシアの呼びかけにより「Culture for Sustainable Living(持続可能な生活のための文化)」をテーマに開催され、インドネシア・ボロブドゥール寺院群を会場として、オフライン・オンライン併用のハイブリッド形式で開催されました。
  冒頭、マカリム インドネシア教育・文化大臣から開会の辞が述べられた後、各国からの出席者が自国の取組や今後の展望などについてスピーチしました。また、多くの国から、ロシアによるウクライナ侵略とそれによる文化遺産の破壊等へ遺憾の意が示されました。
  簗副大臣からは、冒頭、ロシアによるウクライナ侵略を非難しました。そのうえで、新型コロナウイルス感染症の文化分野への影響とそれに対して政府が行っている支援について紹介したほか、持続可能な開発関連での日本の文化政策の状況、持続可能な社会の実現に向けた文化面での国際協力の重要性について述べました。