ヘイノネン国際バカロレア機構事務局長が永岡大臣を表敬訪問

9月12日(月曜日)
教育

  9月12日、国際バカロレア機構のオッリペッカ・ヘイノネン事務局長が永岡大臣を表敬訪問され、日本での国際バカロレア※¹(IB : International Baccalaureate)の普及等について意見交換しました。

  永岡大臣は、IBの普及に関して、引き続きIB機構と協力して導入を促進するとともに、好事例を様々な学校に広めていきたいと伝えました。
  ヘイノネン事務局長は、日本国内でのIB導入や普及推進への協力に感謝を述べられるとともに、日本文化から生まれた教育手法などを、日本からも学んでいきたいと話されました。
  さらに、IB教育を様々な環境の子供たちが広く受けられるようにしていきたいとも述べられました。

  結びに、永岡大臣から、教育委員会やIB認定校等との交流を予定されているヘイノネン事務局長に対し、是非、現場の頑張っている姿を知っていただきたいと話しました。

※¹ 国際バカロレア
  国際バカロレア機構(本部:ジュネーブ)が1968年から提供している国際的な教育プログラムで、世界160カ国の国・地域の5,500校以上で実施されています。
  批判的思考や幅広い知識の探求スキル等を育成する特色的なカリキュラム、双方向・協働型授業により、グローバル化に対応した資質を育成する教育プログラムとなっています。特に高校レベルのディプロマ・プログラムでは、国際的に通用する大学入学資格が取得可能です。
  日本では、令和5年3月までにIB認定校等を200校以上にする目標を掲げており、現在177校となっています(令和4年6月時点)。
  また、ディプロマ・プログラム(16~19歳が対象 高校相当)の一部を日本語で実施可能とする日本語ディプロマ・プログラムについて、同機構協力の下、開発・導入も行っており、現在、学校教育法第1条に定める高校でのIB認定校等は34校まで増加しています。母国語での実施が可能なディプロマ・プログラムの導入は、アジアでは日本が初めてです。
(ディプロマ・プログラムの授業・試験は、原則として、英語、フランス語、スペイン語で行う必要があります。)