第15回国際地学オリンピックに出場した日本代表選手への文部科学大臣表彰

9月1日(木曜日)
科学技術・学術

  国際地学オリンピックは、高校生を主な対象とした地学の問題を解く能力を競う国際大会で、第15回の今回は、8月25~31日に、オンラインで(主催国:イタリア(アオスタ))開催されました。

  日本からは、国内大会(1582 人出場)から選抜された4名が出場し、下河邊太智さんが金メダル、塚原大輝さんと北村瑞輝さんが銀メダル、泊あすみさんが銅メダルと、日本代表選手全員がメダル獲得するという優秀な成績を収めました。

  9月1日、選手と関係者が山本大臣政務官を訪問し、山本大臣政務官から出場選手へ文部科学大臣表彰を授与されました。

  選手との懇談では、山本大臣政務官からお祝いの言葉とともに、日本の科学技術やイノベーションを起こすためには若い皆さんの力が必要であり、世界でトップの成績をとれる優秀な皆さんの能力を今後もさらに磨いていただきいと伝えました。また、自分が好きなこと、興味があることをどんどん深掘りして、人の役に立つ活動に是非つなげて下さいと期待も伝えました。

  選手たちは、「他国の選手と比べて自分の視野の狭さを実感した」などオリンピックに参加した感想や、「将来は科学系の研究職に就きたい」「大学では惑星科学を地学的視点から研究したい」など今後の抱負を語りました。

  文部科学省では、優れた若い人材が世界で活躍することができるよう、今後とも次代の科学技術イノベーションを担う若者を支援します。
  また、科学技術振興機構を通じて、数学・化学・生物学・物理・情報・地学・地理等の国際科学技術コンテストの国内大会の開催や、国際大会への日本代表選手の派遣、国際大会の日本開催に対する支援を引き続き行います。