リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2022に参加した選手への文部科学大臣表彰、及び、文部科学大臣特別賞授与

8月25日(木曜日)
科学技術・学術

  国際学生科学技術フェア(ISEF)=International Science and Engineering Fair)は、世界各国から参加した高校生等が、個人またはチームで研究成果を競い合う国際的科学技術コンテストで、米国で毎年開催されています。73回目の本年は、オンラインと対面で実施され、60以上の国・地域から1,750名の高校生等が参加しました。日本からは14組21名の生徒がオンラインで参加し、研究分野別に設定された22の部門ごとに1等から4等までが選出される中、優秀賞3等1組1名、優秀賞4等2組2名、特別賞1組1名が受賞しました。

  8月25日、優秀賞を受賞した選手をはじめ、大会出場選手や関係者が永岡大臣を訪問しました。表彰は、個人研究の動物科学部門で優秀賞3等を受賞した河原永昌さん、物理学・天文学部門で優秀賞4等を受賞した中島里菜さん、地球環境科学部門で優秀賞4等を受賞した近藤惇さんに永岡大臣から文部科学大臣表彰が授与され、オンラインでの参加者も含めた大会出場選手に文部科学大臣特別賞が授与されました。

  懇談において永岡大臣は、研究を始めたきっかけやどういう点が楽しいかなどについて質問しました。
  選手たちは、研究内容を説明いただくとともに、「自分しか知らないことを知ることができ、人に伝えられることが魅力」、「疑問が消えない中でどんどん考えていくことや新しいアプローチからみんなが追求していないことを追求することが楽しい」、「新しい事や謎について仲間と話すことが楽しかった」など、自身の研究の面白さについて話してくれました。
  永岡大臣は、選手の皆さんの研究への意欲に感心するとともに、
「より一層皆さんが“追求”できる場を私たち文部科学省も考えていかなくてはいけないと感じました。楽しいと思える“追求”をこれからも続けてください」
と話し、選手の皆さんの更なる活躍への期待を伝えました。