新旧副大臣引継式

8月15日(月曜日)
その他

  8月15日、池田佳隆前副大臣、田中英之前副大臣から簗和生新副大臣、井出庸生新副大臣への引継式が行われました。

  引継式の後の省内職員挨拶で、池田前副大臣は、教育は国民の平和と安寧の基盤であるとし、
「開国以来、資源に乏しい日本は、勤勉な国民の英知に支えてこられた。その英知は、皆様が人生をかけ、心血を注いでいる日本の教育がつくりだしたもの。この国の未来を担う私たちの宝である子供たちに常に寄り添う教育を、前に前に進めていっていただきたい。」
と述べられました。

  田中前副大臣は、文化庁の京都移転への期待や視察を通して大学研究などへの理解が広がったことにふれ、
「視察先では、それぞれの現場の声を聴かせていただいた。地方の特色ある大学などに対して、しっかりと予算を確保し、伸び伸びと研究に取り組める環境をつくっていただきたい。」
と述べられました。

  簗新副大臣は、国家の発展の礎となる文部科学行政の職務に強い誇りをもって取り組むこと、そして日本が誇る高い教育力を後世に引き継いでいくことを、副大臣として心がけていきたいと話され、
「我が国の国力の源泉は人であり、それをつくるのは教育です。文部科学行政を取り巻く課題は複雑化・多様化していますが、過去から続く、未来へつながる我が国の繁栄の一番重要なところで支えているという強い気持ちをもって職務に当たっていただきたい。」
と述べられました。

  井出新副大臣は、いじめや児童虐待、近年では外国籍の問題など、様々な環境の子供たちに学びの場を提供することの重要性について触れられ、
「あらゆる環境、状況の子供たちに教育・福祉の機会が行きわたるように取り組んでまいりたいと思っております。また、担務の科学とスポーツに関しては、みなさんと現場をとにかく見て歩いて現場の知恵知見をいただき、最先端の研究・スポーツ分野を学ぶと共に、皆さんと力を合わせて頑張ってまいりたい。」
と述べられました。

左から 井出庸生新副大臣、簗和生新副大臣、池田佳隆前副大臣、田中英之前副大臣