国際物理オリンピックの銀メダル受賞者らが鰐淵政務官を表敬訪問

7月22日(金曜日)
科学技術・学術

  国際物理オリンピックは、各国の高校生等が、物理学に対する興味関心と能力を高め合うとともに、国際的な交流を通じて参加国における物理教育を一層発展させることを目的とした国際大会です。8日間という長期間、選手は理論問題・実験問題にそれぞれ5時間をかけて挑戦します。
  今年は、75の国と地域から参加(オンライン開催)した368名のうち、日本からは国内大会(受験者903名)により選抜された5名が参加し、銀メダル3名、銅メダル2名という成績を収めました。

  7月22日、2022年度国際物理オリンピックに日本代表として出場した生徒の皆さんが、結果報告のためにオンラインで鰐淵政務官を表敬訪問しました。鰐淵政務官は文部科学大臣表彰を授与し、お祝いと労いの言葉を伝えました。

  生徒の皆さんとの懇談で、国際物理オリンピックに参加した感想を伺ったところ、
「過去問を解いた時よりも問題が難しく、課題も残りましたが、他国の代表選手と交流したり、世界の優秀な選手と同じ問題を取り組んだりしたことは、とてもいい刺激になりました。メダルがとれて安堵しています。」
などと話してくれました。

  また、 物理に関心を持ったきっかけについて、
「ニュートンの科学雑誌を読んだ時に面白いと感じ、もっと自分で勉強して理解してみたいと思ったのがきっかけです。」
と話してくれました。

  鰐淵政務官は、
「皆さんが取り組んできたことや学んできたことはとても素晴らしいと思います。皆さんからのお話を伺い、改めて学ぶ喜びを実感できる「教育」が重要であると感じました。これからも自分らしく、楽しく勉強して、様々な分野で御活躍いただくことを心から期待しています。」
と、生徒の皆さんを激励しました。