末松大臣が大阪公立大学入学式・開学記念式典出席と大阪大学視察を行いました

4月11日(月曜日)
教育、科学技術・学術

  4月11日、末松大臣は大阪公立大学の入学式・開学記念式典に出席し、その後、大阪大学を視察しました。

  大阪公立大学は、ともに約140年の歴史を有する大阪府立大学と大阪市立大学が統合し、幅広い学問領域を擁する公立大学最大規模の大学として、令和4年4月に開学しました。

  末松大臣は祝辞で、
「地域の知的・文化的拠点として、地域の発展を大切にすることが大阪公立大学の大きな使命の一つです」
と強調するとともに、第一期生となる新入生の皆さんに向けて、
「人生の主役は自分。自分がやっていて楽しいことをしてください」
と激励のメッセージを送りました。

  その後、末松大臣は大阪大学を視察しました。

  大阪大学における感染症に関する研究開発や人材育成に関する取組や、世界トップレベルの研究拠点「免疫学フロンティア研究センター(IFReC)」におけるヒト免疫学研究の展望のほか、企業等との連携に係る取組等について説明を受けた後、IFReCに所属する若手研究者の皆さんと、国内外の研究環境等について意見交換を行いました。

  「未来型知的インフラモデル発信拠点」では、地域に暮らす人々が安心・安全に暮らせる持続可能な未来型地域づくりに取り組んでいます。末松大臣は、橋梁や道路などのインフラ管理のデジタル化に向けて取り組む若手研究者の方と、異分野の研究者と自治体及び民間企業との連携の重要性等について意見を交わしました。

  最後に、企業と共に再生医療の実用化に取り組む「再生誘導医学協働研究所」を訪問しました。大学における基礎研究の成果を基にした再生医療の医薬品開発や、大学におけるスタートアップ創出に向けた支援機能の重要性についてお話を伺いました。

  今回の視察を踏まえて、文部科学省は、世界最高水準の研究環境の実現や産業界との連携によるイノベーションの創出に取り組んでまいります。

【大阪公立大学】

【大阪大学】

IFReC

IFReC

未来型知的インフラモデル発信拠点

再生誘導医学協働研究所