第2回教育未来創造会議を開催

3月30日(水曜日)
教育

  3月30日、第2回教育未来創造会議が内閣総理大臣官邸で開催され、末松文部科学大臣兼教育再生担当大臣が出席しました。

  会議は末松大臣の司会のもと進行し、これまでの会議及びワーキング・グループの議論を踏まえた論点整理案について、関係閣僚や有識者の構成員よりそれぞれ専門的立場から発言いただきました。

  議長の岸田内閣総理大臣は、会議の締めくくりに
「本日の議論を踏まえ、
・現下の諸外国に比べSTEMやSTEAMの分野で学ぶ学生の割合が著しく低い状態や、少子化などの状況も踏まえ、質・量の両面から、具体的な目標を設定して、デジタル等の成長分野への学部再編、高校・大学の文理横断教育の推進などに向けた具体策とともに、
・奨学金について、ライフイベントも踏まえ、大学卒業後の所得に応じた出世払い型の創設、
・所得の向上や労働移動の円滑化を図るため、大学・高専や民間などの取組を活用した学び直しによるキャリアアップの促進方策
などについて、女性活躍の視点も踏まえ、より踏み込んだ提言の取りまとめをお願いします。
  教育・人材育成といった人への投資は成長の源泉です。誰もが夢や希望を持てる新しい資本主義の実現に向けて、末松大臣を中心として、関係閣僚が連携し、5月中に第一次提言を取りまとめるよう、よろしくお願いします」
と述べ、閉会となりました。

  今後、5月中の第一次提言の取りまとめに向け、引き続き教育未来創造会議及びワーキング・グループにおいて、議論が深められる予定です。

※教育未来創造会議(内閣官房HP)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/index.html 別ウィンドウで開きます