「ふくしま浜通り高校生会議」の高校生らが末松大臣を訪問

3月29日(火曜日)
教育、科学技術・学術

  3月29日、「ふくしま浜通り高校生会議」の福島県の高校生5名と西本由美子代表(NPO法人ハッピーロードネット理事長)が文部科学省を訪問され、東日本大震災からの復興について取りまとめた提言を末松大臣に手交し、意見交換を行いました。

  意見交換の場で、高校生の皆さんから、
「いつどこで大きな災害が起こるかは分からない。日本に住む一人一人が復興を自分事として考えていくためにも、義務教育でしっかりと放射線や原子力について学ぶようにしてほしい」
「修学旅行先や研修先に福島という選択がもっと増えるような取組を希望する」
「廃炉に関する技術開発や人材育成に取り組んでほしい」
など、様々な御意見や御提案を頂きました。

  末松大臣は、高校生の皆さんからの御意見に耳を傾けた後、
「復興を自分事として一人一人が考えることはとても大切です。復興について、日本に住むみんなで共有し、行政が責任を持って力を合わせ、今後も取り組んでいきます」
と力強く答えました。

  文部科学省は、この度の高校生の皆さんからいただいた提言を参考に、今後の復興に関する取組を進めてまいります。