「GIGAスクール特別講座~教室から深海探査につながろう!~」及び海洋研究開発機構、国立特別支援教育総合研究所を末松大臣が視察

1月18日(火曜日)
教育、科学技術・学術

  1月18日、文部科学省と国立研究開発法人 海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)の共同企画「GIGAスクール特別講座~教室から深海探査につながろう!~」を開催しました。

  この特別講座は、JAMSTEC横須賀本部と相模湾の研究船「新青丸」、そして全国の子供たちをオンラインでつないで行われました。
  JAMSTECの研究員が、海や深海に関するクイズや、海洋プラスチックなどの海が抱える課題についてクイズを出題し、子供たちはカメラに向かって答えを発表したり、各自のタブレット端末から回答を入力したりしました。
  深海探査中の探査ロボット「ハイパードルフィン」からのリアルタイムの映像も配信され、GIGAスクールならではの時間となりました。

  末松大臣と高橋政務官は、JAMSTEC横須賀本部に集まってこの講座に参加してくれた神奈川県横浜市立大道小学校の児童の皆さんの様子を視察しました。

  講座で行ったクイズには、全国からオンラインで2万4千を超える回答が寄せられました。
  今回の特別講座の様子はJAMSTECのYouTube動画 ( https://youtu.be/uz2u3rUaXfg別ウィンドウで開きます )で御覧いただけます。

  同日、末松大臣と高橋政務官は、JAMSTECの保有する深海調査研究船「かいれい」や自律型海中ロボット「AUV-NEXT」等の視察も行いました。その後の研究者等の方々との意見交換では、末松大臣から、深海における生命の起源に関する研究に関して、すぐに役に立つ研究だけではなく、科学の真理を探究していくことも重要であるとの発言がありました。

  さらに、末松大臣は、独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所も視察しました。特別支援教育の専門的な研究や研修に関する説明を、理事長をはじめ関係者の方々から伺い、意見交換を行いました。また、目の動きでパソコンを操作できる機器や、意思の伝達をサポートするアプリなど、特別支援教育のための様々な支援機器とソフトウエアの展示を視察しました。
  末松大臣は関係者の方々に対し、一人一人の特性や教育的ニーズに対応した教材や環境の整備を進め、障害のある子供たちのために今後もぜひ頑張っていただきたいと伝えました。

GIGAスクール特別講座

深海探査ロボット「ハイパードルフィン」のリアルタイム映像

JAMSTEC横須賀本部

自律型海中ロボット「AUV-NEXT」等の視察

意見交換での記念撮影(左から、真先研究開発局長、JAMSTEC大河内部門長、末松大臣、JAMSTEC松永理事長、JAMSTEC高井部門長、高橋政務官)

国立特別支援教育総合研究所

目の動きによるパソコンの操作体験