令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰式を実施

1月13日(木曜日)
教育

  文部科学省では、平成18年度から、学校教育における教育実践等に顕著な成果を上げた教職員及び教職員組織を対象に、その功績を広く周知することにより、教職員の意欲及び資質能力の向上に資することを目的として、文部科学大臣表彰を行っています。
  今年度は、812名の教職員及び58の教職員組織の皆様が受賞されました。

  令和4年1月13日(木)には、令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰式を実施いたしました。表彰式は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を講じた上で、対面とオンラインのハイブリット形式で実施しました。

  式では、池田文部科学副大臣から代表者に対して表彰状の授与を行いました。
  池田副大臣は挨拶で、
「教育は国の礎であり、まさに国家百年の計であります。教師という職業は、子供たちの人生に多大な影響を与えうる、尊い職業であると考えます」
「この表彰をきっかけに、より一層、日々の実践に励んでいただくとともに、多くの教職員の鑑として、益々御活躍いただくことをお祈り申し上げます」
と述べました。

  また、被表彰者を代表して、熊本市立城東小学校の入江亮介教諭から御挨拶をいただきました。入江教諭は表彰を受ける喜びと共に、
「教師の仕事は、決して楽ではなく、悩み苦しんだこともありました。でも、教室には、自分の夢や目標に向かって懸命に努力を重ねたり、仲間と支え合って壁を乗り越えたりする子供たちがいます。そんな子供たちと過ごす日々は、感動の連続です。この仕事で本当によかった。そう思います」
「この度の光栄は、これまで御指導してくださった先輩・同僚、保護者、地域の皆様の支えがあっての表彰です。支えていただいた多くの方に、深く感謝いたします。今後も、こうした方々と手を携え、子供たちの幸せのために、今日を新たな決意の日として、一層精進してまいる所存です」
と思いを述べられました。

  表彰式後には、室伏広治 スポーツ庁長官による記念講演が行われました。
  室伏長官は我が国のスポーツ行政の取組について紹介するとともに、アスリートとして現役時代に取り組まれていた身体のメンテナンス方法や研究を紹介し、活躍し続けるための健康の重要性について述べました。

岩崎 有香 氏(埼玉大学付属特別支援学校)

入江 亮介 氏(熊本市立城東小学校)

山口 安世 氏(奈良女子高等学校)

吉川 牧人 氏(静岡県立掛川西高等学校)

池田副大臣 挨拶

受章者代表 挨拶

室伏スポーツ庁長官 講演