末松大臣が学校法人武蔵野東学園武蔵野東第二幼稚園を視察

1月12日(水曜日)
教育

  1月12日、末松大臣が学校法人武蔵野東学園武蔵野東第二幼稚園を訪問し、自閉症児と他の幼児が共に学ぶ私立幼稚園の特色ある教育活動を視察しました。

  園では、自閉症児クラスの年長児の造形遊び(鏡餅の絵の制作)や、年中児の運動的な遊び(かけっこ、まねっこ遊び)とともに、通常クラスと自閉症児クラスの交流活動(雪だるまのちぎり絵の制作(年中児)、十二支のフルーツバスケット(年長児))の様子などを視察しました。自閉症児クラスの活動では、それぞれの子供の成長に応じて、スモールステップで活動を積み重ねている様子が見られ、交流活動ではお互いを認め合いながら活動に自然と取り組んでいる様子がうかがえました。

  視察の後、質の高い幼児教育を実践するための工夫や、武蔵野市における幼保小の接続や教育委員会と児童福祉部局との連携などについて、園長先生や保護者の皆さん、武蔵野市(教育委員会、子ども家庭部)の担当者の皆さんと意見交換を行いました。
  障害のある幼児と障害のない幼児が同じ場で共に学び合うこと(園では「混合教育」と呼んでいます)について、末松大臣から、子供たちが一緒になって心配りしている様子などが見られたことなどに触れると、園長先生から、園では子供たちの心の育ちを大事にしていると説明していただきました。さらに、質の高い幼児教育実践のため、「保育者の資質向上の仕組みづくり」について、園内研修などの事例を紹介いただきました。
  保護者の皆さんからは、子供の成長の様子などの情報を園と共有する仕組みや、園に期待していることなどについてお話いただきました。
  また、武蔵野市の担当者の皆さんからは、幼保の横の連携を深める取組や、生涯にわたる幼児教育を展開していくための幼保小の接続の縦の取組のほか、教育委員会と児童福祉部局が連携して取り組んでいる様子について紹介がありました。

  視察の際に年長の子供たちからいただいた素敵な折り紙の花束は、大臣室に飾らせていただきました。

年長の子供たちから折り紙の花束をいただく末松大臣

年中クラスのちぎり絵あそび

意見交換

園長先生から説明を受ける末松大臣