令和3年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式

12月7日(火曜日)
教育

  障害者週間中(12月3日~9日)の12月7日に、「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰式を行い、約200名の受賞者及び関係者がオンラインで参加されました。

  本表彰は、障害のある方々の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う「個人」又は「団体」について、活動内容が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ、文部科学大臣が表彰を行うもので、平成29年度から毎年行っています。
  今年度は、全国の58の「個人」及び「団体」の皆様が表彰対象となられました。

  表彰式では、池田副大臣が代表者に表彰状を授与し、受賞した皆様のこれまでの活動に敬意を表するとともに、「文部科学省といたしましても、誰もが学びたいときに、いつでも学ぶことができる「生涯学習社会」、共に学び、支え合って生きる「共生社会」の実現を目指し、これからも障害のある方の「学ぶ環境」の整備を推進してまいります」と述べました。
  さらに、「これまで培ってこられた豊かな知見や御経験を活かしていただき、引き続き、各地域で御活躍いただくとともに、次世代の人材育成にもこれまで以上にお力添えいただきたい」とお願いしました。

  受賞者を代表して、障害の有無にかかわらず参加可能なスポーツセンターを運営する「社会福祉法人 太陽の家」理事長の山下達夫さんが御挨拶をされました。
  山下さんは、「これからはロボットやAI、5G等の科学技術を通じて、障害のある人や難病の人、高齢者に役立つ医療や介護技術が発展していくでしょう。それらと連携し、さらなる共生社会の実現に向けて、思いを新たにし、微力ではございますが、邁進していく所存です」と思いを述べられ、閉式となりました。

  文部科学省では、この度の受賞者の活動内容を幅広い方々に御参考いただけるよう、事例集として取りまとめました。事例集は以下のリンク先から御覧いただけます。ぜひ御活用ください。

  ※令和3年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰事例集 (PDF)
https://www.mext.go.jp/content/20211207-mxt_kyousei01-000019394.pdf (PDF:4.31MB) PDF

池田副大臣 祝辞

「社会福祉法人 太陽の家」山下理事長 挨拶

オンライン配信の様子