令和3年度 文化功労者顕彰式

11月4日(木曜日)
文化

  令和3年度の文化功労者として、俳優・歌手の加山雄三さんなど21名の方が選ばれました。11月4日に顕彰式が行われ、ご出席された17名の方々(代理含む)に末松大臣から顕彰状を授与しました。

  文化功労者の制度は、我が国の文化の発展に関し、特に功績が顕著な方々を顕彰するものです。昭和26年の制定以来、昨年度までに915名が顕彰されています。

  顕彰式においては、末松大臣がご出席の文化功労者やそのご家族の方々に向けて、
「皆様の類まれなる御功績と御努力に対し、また、それを支えてこられた御家族や関係の方々の御労苦に、深く敬意を表します。」
とお祝いの言葉を送るとともに、
「皆様は、これから次代の文化を創っていく後輩の方にとって、目指すべき目標とされる存在でもあります。後進の指導育成への御尽力も含め、我が国の文化の発展に、引き続き御貢献を賜りますようお願い申し上げます。」
と更なるご活躍に対する期待を伝えました。

  その後、文化功労者を代表して、基礎歯学・生化学の須田立雄さん(昭和大学名誉教授、日本学士院会員)からご挨拶がありました。須田さんは、これまで支えてこられた方々への感謝と喜びのお気持ちをお話しなさるとともに、
「私どもは、今回の栄誉を励みとし、なお一層の精進を重ね、それぞれの活動を通じて、我が国が科学技術創造立国、文化芸術立国として、また、スポーツ立国として繁栄し、世界の国々から称賛されるよう、微力ながら努力を続ける決意であります。」
との思いを語ってくださいました。

末松大臣 挨拶

青柳正規氏

加山雄三氏

川合眞紀氏

富野由悠季氏

代表挨拶 須田立雄氏