「創発的研究支援事業」の採択研究者の皆さんと萩生田大臣が対談

6月29日(火曜日)
科学技術・学術

  文部科学省では、若手を中心とした多様な研究者による自由で挑戦的な研究を、研究に専念できる環境を確保しつつ最長10年間支援する「創発的研究支援事業」を推進しています。

  6月29日、昨年度の公募で本事業に採択された研究者252名の中から10名(うち3名はオンライン)が文部科学省を訪問され、萩生田大臣と対談しました。

  訪問された研究者からは、自身の経歴や本事業への期待、本事業を通じて成し遂げたいことなどが発表されました。また、長期的な支援の継続や、研究に専念できる研究環境の構築、育児・出産等のライフイベントを考慮した支援などを期待する声が研究者からあげられたほか、SSHや高専、WPIなどを通じた理系人材の育成・確保やキャリアパスの拡大に向けた取組について、大臣との意見交換が行われました。

  萩生田大臣からは、
  「皆さんから研究者としての熱い想いをお聞きするとともに、本事業の充実のみならず、我が国の研究力向上に向けて、どのような取組が必要か、率直な意見が伺えた。本事業に採択された皆さんにおかれては、あくせくせずに挑戦的な研究に全力で打ち込み、研究者として突き抜けて行ってほしい。その上で、研究環境の課題などがあれば、いつでも文部科学省へフィードバックしてほしい。文部科学省として、引き続き、全力でサポートしていきたい。」と話しました。

※創発的研究支援事業について
https://www.jst.go.jp/souhatsu/outline/index.html別ウィンドウで開きます

※令和2年度公募における採択研究者
https://www.jst.go.jp/souhatsu/research/researcher.html別ウィンドウで開きます

(※記念撮影の際のみマスクを外しております)

(左)加藤 岳仁  小山工業高等専門学校 機械工学科 教授
(右)新井 敏  金沢大学 ナノ生命科学研究所 准教授

(左)河村 奈緒子  岐阜大学 糖鎖生命コア研究所 助教
(右)市來 淨與  名古屋大学大学院理学研究科 准教授

(左)田中 里佳  順天堂大学大学院医学研究科 主任教授
(右)榎戸 輝揚  理化学研究所 榎戸極限自然現象理研白眉研究チームリーダー

(左)安尾 しのぶ  九州大学大学院農学研究院 准教授
(右)萬井 知康  コネチカット大学 アシスタント・プロフェッサー

(左)名村 今日子  京都大学大学院工学研究科 助教
(右)小宮 怜奈  沖縄科学技術大学院大学 サイエンス・テクノロジー・アソシエイト

(敬称略)