萩生田大臣がスーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワーク参加校である佼成学園女子中学高等学校を視察

5月19日(水曜日)
教育

  スーパーグローバルハイスクール(SGH)は、国公私立高等学校および中高一貫教育校を対象に、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成に重点的に取り組む学校を指定する制度で、平成26年度から令和2年度までの間に123校が、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付けるような独自の取組を行ってきました。

  SGHは国の事業としては終了しましたが、現在、SGHの取組を引き続き実施する高等学校等が参加するネットワークを構築し、各校引き続き取組が進められています。
※SGH特設ページはこちら(https://sgh.b-wwl.jp/別ウィンドウで開きます

  5月19日、5年間SGHとして取り組み、平成29年のSGH全国高校生フォーラムで文部科学大臣賞を受賞したほか、現在もSGHネットワーク校として積極的にグローバル人材の育成に取り組んでいる佼成学園女子中学高等学校を萩生田大臣が視察しました。

  校長等関係者の皆様との意見交換では、これまでのSGHの取組や、新型コロナウイルス感染症の影響で海外研修や留学に行けない中、どのように工夫して取り組んでいるかなどご説明いただきました。

  ネイティブの教員による授業視察では、ほぼすべてが英語で行われる中で、3年間かけて生徒たちが研究をつづけているテーマなどについて発表いただき、さらに、教員からの予告なしの質問に生徒が流暢に英語で返答している様子を見た萩生田大臣は、そのレベルの高さに驚いたと話し、将来、彼女たちが日本を引っ張っていってくれることに期待していると話しました。
  また、生徒たちに対して、コロナ禍で貴重な高校生活でできなくなってしまったことも多いと思いますが、できなかったことではなく、こうした中でも得ることができたことを数えて、前向きに取り組んでいってもらいたいと伝え、文部科学省としても貴重な学校生活で少しでも多くの経験ができるように取り組んでいきたいと話しました。