大規模な子供たちの近視の実態調査 対象中学校での調査を萩生田大臣が視察

4月28日(水曜日)
教育

  近年、裸眼視力1.0未満の児童生徒が過去最多を更新つづけている中、国内では、健康診断で児童生徒等の裸眼視力のみを測定し、詳しいデータが存在していないのが現状です。このため、今年度、文部科学省では、医療関係者等の協力の下、初めてとなる、小中学生を対象とした測定装置を使った詳細な視力の実態把握の大規模調査を行い、有効な対策を検討することとなりました。
  全国の小中学校で9,000人規模の調査となります。

  4月28日、調査対象となった東京都八王子市立ひよどり山中学校で実態調査が行われ、萩生田大臣が視察しました。
  今後、本調査の結果を基に、視力悪化の詳細(遠視・乱視・近視)やライフスタイルとの関係等について分析し、効果的な啓発を行うことにより、児童生徒の視力低下の予防に取り組んでまいります。
  また、合わせて4月から一人一台端末環境下で始まった端末を使っての数学の授業等も視察し、課題などを共有するとともに、校長をはじめ教職員の先生方と意見交換を行いました。