「ナイスステップな研究者2020」に選ばれた若手研究者の皆さんと萩生田大臣が懇談

4月8日(木曜日)
科学技術・学術

  文部科学省 科学技術・学術政策研究所では、2005年から科学技術イノベーションの様々な分野において活躍され、日本に元気を与えてくれる方々を「ナイスステップな研究者」として選定しています。過去に選定された方の中には、その後ノーベル賞を受賞された山中伸弥教授や天野浩教授もいらっしゃいます。

  4月8日、2020年のナイスステップな研究者に選ばれた若手研究者のうち9名(うち1名オンライン)が文部科学省を訪問され、萩生田大臣、高橋副大臣、三谷大臣政務官と懇談しました。

  萩生田大臣は、
「新たな知を創出し、未来を切り拓いていく皆さんのような若手研究者こそが我が国のかけがえのない宝であり、文科省としても若手研究者の支援や制度改善を積極的に進めている。こうすればよりよい環境になるのではという意見があればぜひ聞かせてほしい」
と話し、今回の選定を機にさらに研究に精進され、次の世代の目標になっていただくような、更なる飛躍を期待していると述べました。

  若手研究者の皆さんからは、量子科学等の新しい分野でのポスト確保の必要性や、ジェンダーの別なく活躍できる環境の整備、国際競争力の観点からの大学院学生への経済的サポートの重要性などの課題が指摘されるとともに、それぞれの分野における今後の研究の方向性等について意見交換しました。

※科学技術への顕著な貢献 2020(ナイスステップな研究者)報道発表資料
https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/nicestep2020_press.pdf別ウィンドウで開きます