萩生田大臣が河野大臣と、「教育現場におけるオンライン教育の活用」について取りまとめ

3月29日(月曜日)
教育

  GIGAスクール構想による一人一台端末環境が実現する来年度を目前に控え、萩生田大臣は、教育現場におけるオンライン教育の在り方等ICT活用の必要な考え方と取組について政府として令和2年度中に取りまとめるため、河野規制改革担当大臣と話し合いを進めてまいりました。
  3月29日、教育現場におけるオンライン教育の在り方について取りまとまり、萩生田大臣が、河野規制改革担当大臣とともに菅総理に報告しました。
  これは、
①学校現場の創意工夫が十分に発揮されるよう後押しするために、実施可能な取組や留意すべき点を改めて整理し示すもの
②オンライン教育の活用を進めるに当たって、質の高い教育と児童生徒等の安全・安心が保障されるよう、必要な共通認識を明確にするもの
として取りまとめたものです。

  菅総理への報告後、萩生田大臣は河野大臣とともに記者会見し、
「オンライン教育を進めるに当たって、押さえるべきポイントは、
①学校は、児童生徒等と先生、児童生徒等同士が直接触れ合うことが基本ということ
②デジタル技術は、先生を助けるものであり、教育現場のICT化により、先生が要らなくなるということではないということ
③児童生徒は、学校においてオンラインを活用した授業を受けるため、当該授業は、教師と児童生徒がいる場で行われるということ
④その上で、個々の授業の具体的なやり方については、なるべく、学校現場の創意工夫の下、オンライン教育を有効に活用すること」
であると述べ、
「こうしたことを河野大臣としっかりと御相談し、認識を一つにしたところであり、これらによって、質の高い教育が行われるよう、我々は後押ししていきます」
と話しました。