今年4月からGIGAスクール元年ともいうべき小中学校で一人一台端末環境下での学びが本格的にスタートします。
1月15日、GIGAスクール構想の本格始動に向けて、萩生田大臣が、OS事業者3社の皆様とオンラインで意見交換を行いました。
冒頭、萩生田大臣より、OS事業者の皆様に、昨年来GIGAスクール構想に関連して様々なご協力をいただいていることに感謝を伝えました。
そして、一人一台端末環境下での学びの本格始動にあたって、通常授業での活用とともに持ち帰りも想定した上で、
①学校や家庭において児童生徒・教師・保護者の安全・安心な端末利活用に向けた取組
・有害情報から児童生徒を保護する方法
・悪質なソフトウェアなどからOSを保護する方法
・端末の紛失や盗難等に備える方法 等
②これまで実施していただいている研修に加えて、子供たちの安全・安心なICT端末の利活用という観点も加えた研修や優良事例の展開
をお願いいたしました。
優良事例の展開に関しては、文科省においても優良事例の情報収集・発信チーム(GIGA StuDX:ギガ スタディ―エックス)を設置しており、連携して優良事例の全国展開に取り組んでいければと伝えました。
また、OS事業者においても、端末の管理やフィルタリングのサービスを提供している各社のパートナー企業等と連携して、安全・安心な活用に向けた取組を進めていただきたいと伝えました。
OS事業者の皆様からは、現在進めている取組とともに、この日大臣からお願いした安全・安心の観点を含めた研修や優良事例展開等に関しては既に取組を進める準備をされていることや、日本の子供たち、日本の教育のために、3社が合同で協力して進めていきたいというご発言等をいただきました。
※GIGA StuDXについてはこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_01097.html