1都3県に緊急事態宣言が発出されることを受けて、ICTを活用した学びの保障に関してICT関連事業者の皆様と意見交換

1月7日(木曜日)
教育

  1月7日、萩生田大臣は、東京都をはじめ1都3県に緊急事態宣言が発出されることを受けて、「GIGAスクール構想」に御協力いただいているICT関連事業者40社約100名の皆様とオンラインで意見交換を行いました。

  冒頭、萩生田大臣から、当初の予定から大幅に前倒して一人一台端末整備が決まったことを受けての各社の対応や、先の緊急事態宣言下よりコンテンツの無償提供や端末の貸し出し等、様々なご協力を頂いていることに感謝を伝えました。その上で、この度、特に緊急事態宣言が発出される1都3県を中心に、子供たちの学びを止めない為に、
①まだ端末納品が完了していない自治体において、できる限り納品を前倒しいただきたいこと、
②学校や設置者等の要請に応じて、端末・ルータ・カメラ・マイク等のオンライン学習に必要な機材の積極的な貸し出しを検討していただきたいこと、
③新型コロナウイルス感染症対策としての学校ICT活用の支援に関する相談窓口を設けていただきたいこと
をお願いしました。

  その後、ICT関連事業者の皆様のコロナ禍での現状や、先の緊急事態宣言下での学校のICT環境整備やオンライン授業推進のための取組等をお聞きするとともに、ICT活用推進に関して意見交換を行いました。

  意見交換の最後に、萩生田大臣は、事業者の皆様が学校のICT活用推進にチームとして御協力くださっていることや、同じ問題意識を持って取り組んでいただいていることに改めて感謝を伝え、文科省としても地方自治体をはじめとする学校設置者に対して、児童生徒の学びの保障に取り組むよう依頼していくとし、引き続き緊密に連携を取りながら全体で学校のICT活用を推進していきたいと話しました。
  また、GIGAスクール元年となる今年、企業のOB・OGの皆様に専門スタッフとして教育現場を支える仲間になっていただけるよう是非お願いしたいとも伝えました。