令和3年度予算編成 大臣折衝

12月17日(木曜日)
教育

  12月17日、萩生田大臣は、麻生財務大臣と令和3年度予算について折衝を行い、終了後、結果について記者会見を行いました。

  大臣折衝においては、少人数によるきめ細かな指導体制を計画的に整備し、安全・安心な教育環境とICT等の活用による新たな学びを実現するため、義務標準法(現在、小学1年のみ1クラスの上限が35人・小2~中3は40人)を改正し、小学校について、全学年、学級編制の標準を5年かけて35人に引き下げることとし、必要となる教職員定数の計画的な改善を図ることについてご了承いただきました。

  学級編制の標準的な引下げは約40年ぶりであり、今後5年間をかけて、約14,000人の教職員定数の改善を図っていく予定です。計画的な改善に当たっては、学級編制の標準を引き下げるため、次期通常国会に向けて必要な法改正の準備とともに、教室不足への対応など、各自治体の実情に応じて柔軟な対応ができるよう、必要な措置の検討を進めてまいります。

  萩生田大臣は会見で、本結果を報告するとともに、教職員定数の適正な管理や新たな学びを支える優秀な人材の確保のための取組について、国と地方が連携して、定期的に検証・改善を図るための協議の場を設けたいと考えていると述べました。